真空調理でおかず料理ばっかり載せていたので、たまには甘い物でも。
絶対に“す”の入ることのないプリンを、真空低温調理器のAnovaで作ってみました。
真空調理でデザートを作ろう
最近はお酒がすすむ“肴”兼おかずを真空調理で専ら作り続けていたのですが、今日はデザートでも作ろうかと。
お酒も好きですが、甘い物も好き。ええ、わかってますよ、太るヤツやねん・・・
真空調理って何が得意って、低温で一定の温度を保つこと。
それが必要なデザートってなんやろ??
そう、プリンですー!!
温度が高すぎると“す”が入って口当たりが悪くなり美味しくなくなっちゃうんですよね。
オーブンでよく湯煎焼きしたりしますが、オーブンの癖によって火が通りすぎちゃうところと、まだ固まってない・・・ってところができちゃったりして。
低温調理器だとなめらかーなプリンが失敗なしにできちゃいます。
昔風(?)の固めのプリンも大好きなのですが、今回のレシピは卵白を少し減らして甘さ控えめのとろとろ仕上げのプリンに仕上げましたよ。
そしてこのプリン、カラメルの代わりにコーヒーリキュールかけても美味しい・・・(#^^#)(結局お酒(笑))
レトロな固めがお好みの方は全卵3つでお砂糖も増やしてみてくださいね。
その時は、バニラビーンズはバニラエッセンスに代えて、ラム酒なしの素朴な方がいいかもしれません。
低温調理器anovaで作るプリンのレシピ
砂糖 50g
水 大さじ1
湯 大さじ1
プリン液
全卵(Mサイズ) 2個
卵黄(Mサイズ) 1個
牛乳 240g
砂糖 30g
バニラビーンズ 5cm
お好みで
ラム酒 大さじ1
1. まず、カラメルを作ります。
砂糖と水を鍋に入れ中火にかけます。(テフロン加工の鍋は高温に弱いのでダメですよー。)
2. 鍋をゆすりながら均等に色をつけます。(木べらとかでめっちゃ混ぜたくなりますが、混ぜないでくださいね)
3. カラメル色になったら火を止め、間髪入れずにお湯を入れて鍋をゆすって馴染ませます。
(カラメルがじゅわーっと跳ね散るので気を付けて!)
4. できたカラメルをプリンの容器に均等に分けて入れておきます。
5. 全卵、卵黄と砂糖をボールに入れ、泡だて器でよく混ぜます。(泡立てないように)
6. バニラビーンズを半分に切り中の種をこそぎ取ります。
7. バニラビーンズの種とさやと牛乳を鍋に入れてフツフツするくらいまで温めます。
(お好みでラム酒を入れる時は、ラム酒も入れて一緒に温めて)
8. 温まったら、5に入れてよく混ぜます。(ここでも泡立てないように)
9. こし器で8.を濾します。
10. カラメルを入れて置いたプリン容器に分けます。
11. 80℃に設定しておいた真空低温調理器に入れて30分、電源を切って予熱15分。
(80℃40分でもいいのですが、取り出す時めっちゃあっついので予熱にして若干取り出しやすくなってる気になってます(笑))
12. 取り出して冷やせばできあがり♪
anovaをすでに使っている方はお気づきかと思いますが、一つここで気を付けて準備しなきゃいけないのがプリン容器。
普通は真空調理する時は真空パックやジップロックを使ってずぶっと全部お湯に浸けますよね。
プリン容器そのまま入れれるわけないし・・・
ジップロックでできなくもないですが、なんか違う食べ物になっちゃうのでやっぱり形が欲しい( ・´-・`)
そこでオススメなのはジャムなどの蓋つき瓶です!
蓋があるのでもちろんお湯が入ってきません。
瓶に入ってるのもなかなか可愛いいですし。
特にオススメはメイソンジャー!
メイソンジャーとは蓋が上部分とねじる部分で分かれた二重構造の瓶で、密封性がとっても高いんです。
こんな感じ。こちらは6個セットですね。
もちろんプリンだけじゃなく色々使えます。
真空調理をする時に結構役立ちまますよ。
そのうち瓶を使ったレシピも色々載せたいなー。
また、瓶に入ってると、お裾分けにも便利だし、保存性も高まりますしね。
ただ一つ注意点。
瓶の場合は、プリン液を瓶の上から1cmほどまで注いで、蓋をしめる際に、空気の逃げ場ができるように指の力だけで軽くしまるくらいにしてくださいね。
強く締め過ぎちゃうと、空気の逃げ場がなくなり、瓶にひびが入る可能性があります。
指の力で閉めるくらいでも、お湯に沈めても水が入ってくることはありません。
ただ瓶のふちや、蓋に汚れやゴミが付いてないかはチェック。
そこで隙間ができちゃって、お湯が入ることはあります。
清潔キレイな瓶を使いましょう!
ちなみに、プリン容器はそのまま入れられないとは言いましたが、上手にしっかりラップで口を覆って輪ゴムで止めることができれば、いけるはず!
フライパンなどでお水を張って蒸し上げる時と同じ要領ですが、水位は容器に合わせてくださいね。
ただ、そのまま容器に水位を合わせたいところなんですが、真空調理器には水位のミニマムのラインがあるんですよねー。
普通のプリン型や高さの低い瓶だとミニマムの高さに届かないかも。
ミルク瓶のような形のプリン型やとかマグカップなど少し高さがある物を使うか、もしくは中にラックか何かを置いて高さをつくりましょ。
容器が決まったら、プリン液を準備している間に、真空調理器を温め始めたいので、先に水位を最初に調節した方がいいですね。
使いたい容器を真空調理する鍋や水槽に入れてみて、水位が真空調理器のミニマムの水位以上、容器の高さ以下になるように調節。
水が入っちゃうとほんと一巻の終わりですからねー。
そして、低温調理する時には真空調理器が入ってる水槽(or鍋)をアルミホイルなどで覆ってください。
水に浸かっていない表面の部分にも熱が伝わりやすいようにします。
プラス、水の蒸発が抑えられますし、その分保温力アップして節電ですねー。
今回だけでなく、アルミホイルなどで蓋をするのは真空調理器を使う時はいつでもオススメですよ。
みみっちいかもですが、アタシはもったいなくてアルミホイルが破けて覆えなくなる極限まで繰り返し使ってます。
と、いう風に蓋なしの容器でもできないことは全然ありません。
ただ水位とか調節するのが面倒なアタシは結局、“瓶派”に落ち着きましたが。
でも、どちらにしろ、トロトロ滑らか舌ざわりのプリンが絶対に手に入ります!
”す”が入ってしまう失敗のない、滑らかプリンお試しあれ♪
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