引っ越しをするのにも一苦労ですが、ペットを飼っている人の場合はさらに不安です…。
特に近場ではなく、飛行機などの交通機関を使ってかなりの長距離の場合はペットにとって負担にならないか心配という人も沢山いますよね。
今回はそうした中でも、猫を連れて飛行機に乗った時の気をつけなければいけない事などをご紹介していきます。
引っ越しで猫を飛行機に乗せる
他の交通機関と違って、長距離でも短時間で移動が出来るのが魅力的な飛行機ですが、猫を乗せる事は出来るのでしょうか?
さらに料金はかかるのか?など色々な不安があると思います。
ここではそうした情報に関してまとめていきますね。
まずは・・・
猫を飛行機に乗せられる?
猫を飛行機に乗せる事はできます!
ですが、手荷物扱いになってしまい、移動中は貨物室にいる事になるので、そばに置いておけません。
そういった面では少し心配ですね(^-^;
飛行機に乗せる時の料金
国内運賃ですと、距離に応じて猫1匹につき3,000円~6,000円ほどです。
利用する航空会社によって多少違いがあるので、事前に調べておく事をオススメします。
手続きの仕方
1.前日までに各航空会社のホームページにて、WEB予約を行う
当日に直接空港のカウンターでも手続きをする事が出来ますが、事前に手配しておいた方がトラブルが少ないですよ。
同じ飛行機に乗せられる動物の数は限られています。
当日の手続きだと行き先や時期によっては、希望する便に預けられないなんてことにもなりかねませんからね。
航空会社のホームページには、ペットを飛行機に乗せる時の利用規約を載せてくれてますので、必ず目を通しておきましょう!
2.持参したケージに入れて係員にペットを預ける
ケージは貸出もされてますが、引っ越しの予定日が大型連休に重なったりすると、貸出しできない事もあります。
猫にとっても他の動物の臭いがついているケージよりは、自分で持っているケージを使った方が安心できるしベターです。
ケージは、強度な素材で屋根があるものがおススメ。
布製のもや、ダンボール素材のものはトラブルを防ぐため、受託不可の航空会社もあります。
他に車輪付きのケージの場合は、取り外しが可能、または固定が出来るものにしましょう。
あとは換気用の窓がついていたり、通気性のいいものがいいみたいですね。
これが大体の流れです。
各航空会社によって違いが多少あると思いますので、ホームページなどを見て事前に確認しておきましょう^^
乗せ方は以上になりますが、飛行機に乗っている間は猫と離れ離れになってしまうので、猫がパニックになってしまわないかとか、体調を壊してしまわないかと心配という人もいますよね。
猫にとって飛行機に乗ること自体って平気なんでしょうか?
遠距離の引っ越し 猫は飛行機でも大丈夫?
乗せる事はできるのはわかったけど、乗せた後も心配ですよね。
やっぱり猫にとっても、ケージに入れられ知らないところに連れまわされるのはストレスです。
大丈夫かどうかは、もちろん猫の性格や体調によっては変わります。
ここではまず、飛行機に乗せる際に知っておくべきことをまとめますね。
ペットは手荷物扱い
最初に気を付けなければいけない点は、冷暖房のついている場所といってもあくまでも手荷物扱いだという事です。
貨物室は、客室のように断熱性に優れていないつくりになっていまして、飛行中の外気温や直射日光の影響を受けやすいです。
猫が体調を崩してしまうかもしれないので、もし夏に引っ越しを予定されている人は早朝や夜など涼しい時間帯にした方がいいですね。
また、航空会社によっては夏や冬などは各自で冷暖房グッズを持参するようにお願いしているところもあります。
ホームページに情報が載っていると思いますので、目を通しておきましょう。
一応どこの航空会社を利用する時も、猫の健康を保証しないという同意書のサインが必要になってきます。
なので、飛行機に乗せて万が一トラブルが起きてしまったとしても自己責任になってしまうので注意しましょう…。
ケージになれていない子は慣れさせる
普段部屋の中で自由にさせている子は数時間の間と言えども、ケージの中に入れること自体がストレスになってしまう可能性があります。
なので事前に、遅くとも一ケ月前からケージに入れて慣れさせておきましょう^^
完全室内飼いの場合は、外の景色や音にも慣れさせるのもいいですよ。
ケージに入れた状態で、お散歩してください!
体調管理はしっかりと
飛行機での移動は、猫にとって初めて体験するとんでもない大きな出来事です。
なのでかかりつけの動物病院に連れて行き、体調を崩したりしていないかチェックしてから乗せましょうね!
猫の性格上、どうしても興奮しやすいようでしたら、獣医さんに相談して鎮静剤を打ってもらうのも手ですよ。
猫にとって少しでも負担にならないよう出来るだけの事をしてあげましょうね(^-^;
ただ、慣れない移動の仕方なので、どうしてもストレスになってしまう事は避けられないです。
次はさらに猫の移動時に気をつけなければいけない点をまとめていきます。
引っ越しで猫の移動時、気を付けること
水分補給、食事を忘れずに
飛行機内で食事をさせる事は出来ません。
ですので、飛行機に乗せる前にしっかり食事をさせておきましょう。
食事は乗せる前の3~4時間前に摂らせると丁度いいですが、移動にかかる時間や、猫によって年齢、いつもの生活リズムもあると思いますので、これも獣医さんに相談しておいた方がいいかもしれません。
給水器も貸出されていますが、水は飼い主さん側が用意する事になります。
水に関しては航空会社に確認をとっておきましょう。
ゲージにはペットシートを敷いておく
おもらし防止のためにペットシートを敷いておきましょう。
機内では自由に移動させる事が出来ないので、敷いておくと猫がいつトイレをしたくなっても安心ですよ。
猫が普段使っているものをケージに入れておく
おもちゃや、普段からお気に入りのブランケットなどを入れておくと猫のストレスを減らす事が出来ます。
猫は環境の変化に敏感ですので、自分の匂いがするものを近くに置いておいてあげると多少安心します。
飼い主であるあなたの匂いの付いたものを入れてあげるのも、愛猫にとっての安心材料になりますね^^
どうしても不安な場合は専門の業者へ
「やっぱり不安」という人は、ペットの運送を専門に行っている業者もありますので、一度相談してみる事をオススメします。
料金価格は業者によって違いますが、どこも少しお高めになっています(^-^;
ですが、専門に運送を行っている 会社ですので安全面ではしっかりとしています。
飛行機を利用するのがどうしても不安だという人はこちらを利用してみるのも手だと思います。
飛行機で引っ越しって猫は大丈夫?遠距離を移動する時に気を付けること-さいごに
猫を引っ越しの時に飛行機に乗せる時に関しての様々な注意点をまとめましたが、いかがだったでしょうか?
色々と大変な事もありますが、猫への負担を少しでも減らし、新居で元気な愛猫と新しいスタートを切りましょう!
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