歯医者の子供のあやし方!泣き叫ぶ&嫌がるのをなだめる必殺技

子育て・家族

 

歯医者は正直、大人でもあまり行きたくないところです。

子供ならなおさらですよね。

連れて行くと毎回泣かれるとお母さんも大変です。

どうやったら上手になだめることができるでしょう。


 

歯医者で子供が泣き叫ぶのをどうにかしたい!

私は小学生の娘を連れて定期的に歯医者へ行っています。

虫歯の治療ではなく、歯の検診やクリーニングが目的ですが、待合室で診察の順番を待っている間にときどき中から「ギャー!」という声が聞こえます。

聞いているこちらも胸がキュとし、娘はその声が聞こえると私に少しくっついてきます。

恐怖の伝染ですね。

 

友達の子供は、けっこう小さい頃から虫歯の治療をしていて、毎回大変だと話しています。

まず連れて行くまでが大変で、「歯医者」と聞いただけでいやがる、連れて行ったら車から降りたがらない、待合室ではむくれ、診察室に入るのに時間がかかり、診察台が倒れると「ぎゃー!」

泣くだけじゃなくて暴れるから毎回押さえられて、さらに暴れるんだそうです。

小さい頃は呼びかけても話しかけても伝わりづらくて大変、大きくなったら暴れたときに押さえるのが大変。

小さい頃からの怖さがトラウマになり、大きくなってから話をしてもなかなか気持ちが切り替わらない…。

 

歯医者を子供が嫌がるワケ

なぜ子供が歯医者を嫌がるか、理由はいくつか考えられます。

 

・親の緊張

連れて行く親自身が歯医者に対してイヤな感情を持っていたり緊張していたりすると、その気持ちが子供に伝わります。

それでなんとなく「歯医者はちょっとイヤなところ」と感じてしまうのです。

 

・押さえつけられたこと

治療をするときに動くと口の中を傷つけて危ないので、身体を押さえることは大切なことです。

ただ、イヤだなと思って動いたときにギュッと押さえつけられたらそれはイヤな記憶として残ります。

大人でも自分の意に反して身体を押さえつけられたらイヤですものね。

 

・見慣れない機械

診察室に入って診察台に座ると、周りに見慣れない機械が目に入ります。

これが何をするのか、自分が何をされるのか、よくわからないからなおさら怖く見えてしまいます。

 

・音やにおい

「キュィィィーン」という音や消毒薬のにおいなどが子供の恐怖をあおります。

待合室で待っているときに中の声が聞こえることも怖く感じる原因です。

 

・マスクや白衣

マスクや白衣を怖く感じる子供もいます。

歯医者だと歯科衛生士がピンクのエプロンをしていたりしますが、施術するときはマスクと手袋をします。

マスクで口元が見えなくなること、手袋をはめるときの「パチン」という音、これらが「何かが始まる」緊張感をかもすこともあります。

 

・その子独自の原因

私の娘が歯医者でイヤなことは「にがい風」です。

口の中を見ているときに、見やすくするためにエアーを吹きつけることがありますが、これが苦くてイヤなんだそうです。

「痛かったら手を上げてね」と言われた娘が、口の中をチェックされているときに手を上げました。

「え?!」と思って先生が手を止めると「風がにがい」と言うのです。

結局は「これはしょうがないからガマンしてね」と言われて続けられるだけですが、終わってもしばらくイヤな顔をしています。

また、娘が通っている歯医者には院長先生と息子先生がいて、いつもは息子先生に診てもらっています。

たまに院長先生が来ると、お姿を見ただけで娘は「コワイコワイ」とつぶやいて診察台から起き上がろうとします。
「こらこら」と小声で制してまた寝かせるのですが、身体の大きな院長先生が少し怖いみたいなのです。

もしかすると、お子さんだけの理由が何かあるのかもしれませんね。

 

歯医者を嫌う子供の上手なあやし方

子供が歯医者を嫌がって泣いたり暴れたりする場合、小児歯科を選ぶのがいちばんです。

小児歯科の院内は子供に配慮された造りをしていますし、医師やスタッフは子供の接し方に慣れています。

小児歯科では初診では治療をせずに、まずは口を上手に開けたらその日は終わり、次のときは口に指を入れさせてくれたら終わり。

で、慣れてから治療をスタートするところがあります。

また、子供だけで診察室に入るところもあります。

子供のそばに親がいると、ママはぼく(わたし)の味方で、歯医者さんはぼくたちの敵、という図式ができやすくなるからです。

歯科医師やスタッフが敵にならないように、信頼関係が築けるように、そのように治療をするのです。

今の歯医者から転院できない場合は、根気よくなだめたりする必要があります。

言葉を理解できる年齢なら、なぜ歯医者に行くかをお子さんに説明しましょう。

歯に悪いことをする虫歯菌を歯医者さんがやっつけてくれる、というお話の絵本があるといいですね。

それでも、実際歯医者に行くと泣いたり暴れたりするかもしれません。

そのときはあまり強く押さえつけないようにしましょう。

また、「泣かないの!ちゃんとして!」などと怒らないようにしましょうね。

怒られると余計に意固地になっちゃいます。

歯医者の診察が終わったら何かご褒美をあげるという手もあります。

歯医者の後には、何かいいことが待っていると思うと、嫌いな歯医者も我慢してくれる子も多いですよ。

虫歯がないときに歯医者に行くのもいい方法です。

歯医者は痛いことをするばかりではないとわかってもらうのです。

娘が定期的に歯医者で検診を受けているのも、実際に虫歯ができても抵抗なく治療ができるようにするため、です。

今から歯医者に慣れて、上手に口を開けられるようにしています。

 

歯医者の子供のあやし方!泣き叫ぶ&嫌がるのをなだめる必殺技ーさいごに

子供が歯医者嫌いだと連れて行くのも憂鬱です。

ひとつでもお子さんの「歯医者のイヤなこと」がなくなり、虫歯が治りますように。

 

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