真空調理で作る自家製豚肉のマーマレード煮

低温調理(真空調理)レシピ

 
面倒くさがり時々凝り性、ぷち健康オタクな食いしん坊です。

美味しいものさえあればごきげんです。単純です。

美味しいものくれる人にふらふら付いて行かないように気を付けてます。

レシピと言えるのか?!ってような徒然書きからちょっと手間をかけての一品、豆知識からどーでもいい話まで幅広く、きっと多分おそらく明日も書いてる予定。

気分の赴くままに、ちょっとレシピを参考に、暇つぶしに、ストレスフリーにぽけーっと見ていただければ本望です。

 
  

おふくろの味

むーかしむかし、空き地で遊びまくって真っ黒に焼けて、ツツジの蜜とかちゅぱっと吸ってたころ(あれ、いいおやつでしたよねーって知らん?!)。

豚肉嫌いでした。

だったんですが、なぜか母が作る豚肉のマーマレード煮は食べれたんですよねー。

豚のブロック肉をマーマレードベースに甘辛く煮た料理。

子供のころ好きだった母の味付け、おふくろの味の一つってヤツやんね。

うちってあんまり祖母があまーい味付けのものが好きじゃなくて、基本的味付けは世間一般的な味よりお砂糖控えめなんよね。

たまに買ってきたお惣菜とか、外で食事した時とか、甘くてびっくりしてたもん。

煮つけとかとろみが出て照りがあるくらい甘いのとかが美味しくて!

このマーマレード煮は唯一と言っていいほど、豚肉の料理で甘めの味付けだったから豚肉嫌いな子供のアタシも大好きで食べやすかったんかなー。

オレンジの香りと豚肉の絶妙な感じ。フルーツってお肉に合うんだー!って思った瞬間やってんなぁ。

でも一つだけ、文句が。(お母さん、ごめんなさい(;’∀’))

肉が硬くてパサパサ・・・

味付けはとっても美味しいんよ!

甘辛くて、マーマレードの爽やかかつほろ苦い香り。ご飯にもパンにもいけますよ!

でも、グツグツ煮込んじゃってたから、どうしてもね。

そりゃ今になったらわかりますよ。毎日忙しい中の夕ご飯の準備。

ささっと何品か作るのに、そんな手間暇かけれないわって。

でもさ、これ真空調理で作ったらラクラク簡単にもっと美味しくなるんじゃ?!

とういうことで、味付けは母に聞いて参考にしながら作ってみました。

って言っても、母の答えはだいたい、「え?味付け?てきとーだからわかんない。」なんですけど(笑)

 

真空調理でつくる豚肉のマーマレード煮

豚肉のマーマレード煮 用意するもの
豚肉肩ロースブロック    530g程度
マーマレード(甘さ控えめ) 100g
砂糖(できれば三温糖)   大さじ1/2
しょうゆ      大さじ3
酒         大さじ1
はちみつ      大さじ1/2
しょうがスライス  2,3枚
ガーリックパウダー 適量

真空調理器は64℃に設定します。

真空パックに肉としょうが以外すべてを真空パックにいれてよく混ぜます。

普通の市販のマーマレードって少しゼリー状に固まっているので、先に固まりを潰してから他の調味料を入れた方がサッサと混ざります。

そこに肉をでーんと入れて。調味料絡ませて。

しょうがスライスを散らして入れたら、真空しましょう。

真空調理器が温まったら調理スタート。

4時間ほっといてください。

時間になったら、真空パックを取り出し氷水等で急冷して出来れば一晩寝かす。

食べる時にはもう一度64℃で温めなおしましょう。

大体10分くらいかな。

お肉が温まったら真空パックから肉を取り出し、しっかりキッチンペーパーで水気を拭き取ります。

真空パックに残ってるタレ、捨てないでくださいね。

フライパンを煙が出るほどに熱々にして、油を少しひき、肉の全面に美味しそうな焼き目をつけます。

調味料のおかげで結構すばやくいい色付きますよ。

フライパンの汚れをキッチンペーパー等で拭き取り、真空パックに残っているタレを入れてとろみがつくまで煮詰めます。

カットしたお肉の上からタレをたっぷりかけてできあがり。

どうです?この艶っ!

マーマレードですが、今回「明治屋(MEIDI-YA)」の「ざくざくオレンジマーマレード・甘さひかえめ」を使用しました。

糖度は45度です。

とっても甘さ控えめなのでその分たっぷり入れてオレンジの香りを楽しめます。

 

お手持ちのジャムが「甘さひかえめ」ではない場合、砂糖は入れずに、マーマレードも30-40gほど減らして様子をみて真空調理しちゃってください。

真空調理後にソースを煮詰めて作る際、もうちょっと甘さやマーマレード風味が欲しいなと感じたら、そこで砂糖やマーマレードを足せばOKです。
 

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