おはぎは作り置きできる?保存は冷蔵庫?手作りの日持ちは?

おいしいもの

 

お彼岸には「おはぎ(ぼたもち)」ですね。

春と秋の年に二回のお彼岸。

せっかくなので手作りをして家族に食べさせたいんやけど、お彼岸のあたりは忙しくて作ってるヒマないよね。

ちょっと前倒しして作れへんかな・・・でもどれくらい持つんやろう?

もしくはちょっと気合入れて作り過ぎちゃって。

食べきれない時はどう保存したらいいんだろう?

せっかく作った手作りおはぎがどれくらい持つのか、どうやって保存はすればいいのかを今日は解決しますよー。

 

おはぎって作り置きできるの?

まずは、おはぎって作り置きできるのかという疑問。

答えは・・・できますよー!

これは嬉しいですね。

おはぎって1個2個だけ作るっていうのが難しい。

お米を炊いてお餅をつくらなきゃいけないので、どうしても1合、2合の単位になってしまうし、小豆を炊くのにも時間がかかるのでついついどーんっとあんこを作ってしまいがち。

結果、思ったより量ができちゃうんですよね。

また、せっかくなので手作りのおはぎを家族に食べさせたい、もしくは親戚にくばらなきゃいけないけど、お彼岸の時期が忙しくてどうしても作ってるヒマがなさそう・・・

ちょっと前倒ししたら、なんとか作れるんだけどなぁという時も。

作り置きできるならじゃんじゃんおはぎ作っちゃいましょう!

 

おはぎの保存は冷蔵庫?冷凍庫?常温?

作り置きは大丈夫ということがわかりましたが、どうやって保存すればいいんやろか・・・?

常温で食べるものなので、そのまま置いておきたいところですが、ちょっと長時間は心配な陽気の時もありますよね。

9月のお彼岸なんて、まだまだ夏!って感じの時もありますしねー。

じゃあ冷蔵庫?

あんこはヒンヤリ美味しいんやけど、残念ながらあんこに包まれた中のお餅が時間が経つにつれて固くなってしまうんよね。

普通の白いごはんや、おこわを冷蔵庫で保存した時を思い出してみてください。

パサパサ固くて美味しくないですよねえ(;´Д`)

ごはんって2℃~3℃くらいの温度が一番劣化が進む温度なんですよ。

冷蔵庫の温度帯がどんぴしゃにハマっちゃうんねん。

冷蔵庫ではなくて野菜室にしてみてください。

野菜室はだいたい7℃~10℃。少し冷蔵庫より暖かいんですよ。

お餅が固くなるのを少し遅らせることができます。

それでも固くなってしまったら、レンジで軽く温めてください。

でも野菜室よりも保存の良い場所は?

そう、冷凍庫です。

ごはんも炊き立てを冷凍すると美味しさが長持ちしますよね。

おはぎも出来立てを冷凍庫で保存しましょ。

中のお餅が一番嫌う2℃~3℃を一気に通り越すことで、劣化を最小限に抑えることができます。

そのままだともちろん空気に触れて冷凍焼けなど起こしてしまうので、ひとつずつラップをして冷凍し、さらにジップロックなどに入れてできるだけ空気を抜いて保存してくださいね。

 

もし真空パック器をお持ちでしたら、ここで使わない手はありません。

おはぎをトレーか何かにお隣と引っ付かないように乗せて凍らし、凍ったらそのまま真空パックの袋に入れて脱気してしまえば完璧です!

食べる時は自然解凍もしくはレンジでチンです。

やっぱり常温では保存できないんやねぇ・・・

うーんと、これは湿度や温度によって何とも言えないのですが、基本的に長時間の保存は無理です。

長時間ってどれくらい・・・?

そうですよね、それぞれ保存法での目安の期間も書いておきましょう。

 

結局おはぎを手作りすると日持ちはどれくらいなの?

保存法や作り方、湿度や気温によってだいぶ変わってきます。

目安はこちら。

まずは常温の場合。

基本的に作ったその日中です。

家の中でも涼しい場所に置いてくださいね。

ただ、秋の彼岸9月の頃だと、まだなかなか気温が高い日が多いですね。

そんな日は半日でもダメになってしまうこともあるんよ。

暖かい日は念のため野菜室に入れておくことをお勧めします。

数時間ならお餅も固くなりませんよ。

そんな野菜室なら1日~2日は大丈夫です。

半日くらいからだんだんお餅が固くなってしまいます。

冷蔵庫だと2日~3日。

お餅の劣化は早いですが、冷凍庫や野菜室に隙間がない時は「背に腹は代えられない」ってヤツですね。

さて、一番最適な冷凍庫。

キチンとラップしてジップロックなどに入れて置けば、1か月は保存できます。

ただ冷凍庫の保存の場合は、開け閉めをよくして、気温の変化が激しいと霜がついてしますので気を付けてくださいね。

そうそう、同じ冷凍保存でもさらに真空パック器でちゃんと脱気してすれば、2~3か月は大丈夫ですよ。

冷凍焼けや霜が付く心配がなくて長寿命で安心です♪

(真空パック器については別記事で触れてますので、良かったら読んでみてください。)

また、作り方によっても保存性は変わってきますよ。

特におはぎを素手で作ったりすると、手の雑菌がおはぎに移ってしまい、とんでもないスピードで増えて腐りやすくなってしまいます。

あんこが甘さ控えめが好きだから、、、と言ってお砂糖を少な目にしても腐りやすくなってしまいます。

すぐに食べる時は良いんやけど、保存性も考えて作りたいところやねー。

 

最後に。

お餅が固くなってしまったおはぎはレンジでチンと書きましたが、一気に温めると温めムラができやすいです。

あんこにはお砂糖が入ってるので、あんこは火傷するほど激熱で溶けかけだけど、お餅は固いまま・・・ということにもなりかねません。

様子を見ながら少しずつ温めてみてくださいね。

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