今日はラムのスローローストです!
ヨーグルトやコリアンダー、クミンを使ってちょっとトルコ風。
真空調理器を使って大きな肉のかたまりでも、失敗なし!
やわらかーくてジューシーなラムのロースト・・・満足感たっぷりです。
トルコと言えば羊肉ラム!
日本でラムって北海道のジンギスカンぐらいしか中々食べる機会がない方がほとんどかと・・・
でも世界で見るととってもよく食べられてる肉なんですよね。
宗教上で豚肉や牛肉は食べられない人が多いからでもあります。
トルコでも羊肉はすごくよく食べられてます。
豚肉はイスラム教なのでダメ、肉牛も育てるのに適した気候ではないのであんまり食べられないですね。
というかトルコでは羊肉が一番好まれてるかと。次に鶏肉。
あんまり日本ではトルコ料理って聞くといまいちピンと来ないですよね。
でも実はすっごく日本人の舌にも合う料理が多いんですよー。
基本的にマイルドな味付けが多いやからかな?
スパイス使いもインドみたいにドぎついのではないので、食べやすいんよね。
地中海に面している国らしくトマトやオリーブオイルがたっぷり使われたり、ヨーグルトも甘くして食べるのではなく料理に使われることが多いのも特徴ですね。
今日はそんな感じのトルコ風のラムローストに。
あくまでも“風”なので。
実際にこういうローストがトルコにあるわけがあるのかないのか知りません(笑)
羊肉と言えばトルコでしょ!トルコと言えばヨーグルトでしょ!みたいな安易な感じ。
まぁ、海外の方が生魚と醤油でも使ってジャパニーズ風って言ってるようなものかしらー??
ヨーグルトでお肉を柔らかくかつ程よい酸味を足し、スパイスもマイルドに主張しすぎないように効かせる感じでラムの美味しさを引き立てて。
そうそう、ラムが苦手な人って、新鮮じゃないラムを食べてしまって嫌いになってしまったんやないんかなーって思うことが多し。
うちで作ったラム料理、ラムって言わなければ苦手な人も食べてるもん(笑)
ラムって言ったとたん、食べるペース極端に落ちる人いますが(笑)
冷凍ものだって新鮮なうちに冷凍されて&きちんと解凍されてすぐなものなら、そんな匂いがキツイことってない。
さすがに消費期限ギリギリなやつは、ラム好きなアタシでも調理時には「うっ」ときますが、スパイス効かせた煮込みにしちゃえば大丈夫。
あ、今回のローストはスパイスで匂いを隠し通してやろうぜって主旨ではないので、匂いのしないフレッシュなラムを使ってくださいね。
そして、いつものように真空調理で肉汁を逃がさず、端から端まで美しいミディアムレアのロゼ色に仕上げましょ♪
ラムのロースト
粗塩 小さじ3/4
砂糖 小さじ2
ヨーグルト 100g
トマトケチャップ 大さじ1
黒コショウ 小さじ1/2
オレガノ 小さじ1/2
コリアンダー 小さじ1/2
クミン 小さじ1/4
ヨーグルトソース
ヨーグルト 100g
EXバージンオイル 大さじ1
粗塩 小さじ1/2
にんにく(すりおりし) 小さじ1/2
白コショウ 少々
ラムの余分な脂を取り除きます。
キレイに円柱型に成形してタコ糸で縛ります。
ま、上手に真空パックにできればそれなりのカタチになるのでタコ糸はお好みで大丈夫。
味が染み込むよう、フォークでぐさぐさっと適当に肉の周りを指します。
真空パックの中にソース以外の調味料を入れてよく混ぜます。
肉を調味料が入った真空パックに入れ、外からもんで調味料を肉に馴染ませます。
真空パック器を使うなり水に沈めるなどして空気を抜きます。
これで半日から1日冷蔵庫で静かに寝かせてください。
真空調理器(ANOVA)は60℃に設定。
真空パックを入れて12時間気長に待ちましょう。
硬いお肉がロゼ色を保ったまま、ロインのような柔らかさに・・・(´▽`)
時間になったらいつものように、あとひと手間。
肉を取り出したら、しっかりキッチンペーパーなどで水気をふき取って、表面にムラなく良い感じの焼き目をつけます。
高温に熱した鉄のフライパンでするのがオススメです。
バーナーお持ちの方はバーナーで色を付けるのもありですね。
後は切り分けるだけ!
おっとソース忘れるところでした。
せっかくなので、トルコ料理にかかせないヨーグルトソースをお供に。
ソースの調味料、混ぜ合わせるだけです。
めっちゃ簡単。
でもこれで地中海テイスト味わえますよー!!
アタシは辛口ロゼと合わせたいかなー。
ぜひ美味しいパンと共に召し上がってくださいな。
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