鴨って美味しいんですが、火加減が難しいお肉。
ちょっとでも火が通り過ぎちゃうと噛みきれへん・・・ってなことに陥りがち。
完璧なロゼ仕上げの鴨ロースは最高に美味しいのに。
真空低温調理器でそこんとこ何とかしましょう。
アノバを使えば、誰だって鴨ロースを使いこなせちゃいます!
鴨肉って実はヘルシー!真空調理で簡単調理!
キレイなロゼ色の鴨肉って美味しいですよねー。
鶏肉よりもずっしりこってりとした味わい・・・
旬が冬なだけあって、寒い時期にさらに美味しくなります。
鴨肉は脂が鶏肉よりものっていますが、この脂には不飽和脂肪酸が多いのでヘルシーです。
不飽和脂肪酸っていうのは魚や植物に多い脂肪分。
逆に動物に多いのが飽和脂肪酸。
鴨は動物なのに、不飽和脂肪酸がたくさん含まれてるんですよねー。
なぜかは知らないんですけど。
飽和脂肪酸はコレステロールを増やして血液ドロドロにする健康に悪いヤツ。
不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを抑えてコントロールしてくれる健康に良いヤツ。
そんな良質な脂肪が豊富なのが鴨肉なんです!
そして、この不飽和脂肪酸っていうのは融点が低いんです。
ということは、体の中で脂が固まらず、消化もしやすく体に負担をかけないんですよねー。
加えて、融点が低いということは冷めても美味しいということ。
脂身の多いお肉が冷たいと固いししつこくて美味しくないのは、口の中で脂が溶けないから。
鴨の脂は口に入れた瞬間に脂がとろけるんです!
なので、冷菜としておせち料理なんかに鴨ロース煮が入っていても、温かい時と変わらない美味しさを保てるんですねー。
もちろんあったかくても美味しいんやけど。
そして、栄養価も牛や豚、鶏と比べて高い!
ミネラルやビタミンがとっても豊富なんです。
美味しくて健康に良いなんて素敵すぎるやん、鴨!
そんな鴨肉ですが、調理の際の火加減の調節が難しい。
火が通り過ぎちゃった鴨ロースってなんか段ボール食べてるみたい・・・
特に、小さな鴨ならロースの胸肉部分の身が薄くて、焼き過ぎの失敗はありがち。
高級食材の鴨なんだから、そんな失敗はしたくないですよね。
なので、やっぱり真空調理器にお任せ♪
失敗なしに楽々美味しくできちゃうので、忙しい年末でも仕込める!
おせちの一品にぴったりですよ。
ANOVAで鴨ロース煮を低温調理仕上げ
シンプルな和風の和風ロース煮です。
ウチでは真空低温調理器ANOVAを使ってますが、お手持ちの真空調理器をお使いください♪
ちなみに、ちょっぴり丁寧な手順のレシピを載せてるので、面倒な方は一部省いても。
というのをポイントとして下の方に書いてます。
濃口醤油 大さじ2
酒 大さじ2
三温糖 大さじ1
みりん 大さじ1
長ネギ 1/2本
粗塩 少々
まずは合鴨ロースの下処理。
合鴨の皮の方を下、身を上に置いて、はみ出てる脂を切り落とします。
白っぽく見える肉の筋を、包丁を使って取り除きます。
皮を上にして、縦に長くストライプの切れ込みを等間隔に数本入れます。
皮の方だけに軽く塩をして、30分ほど冷蔵庫で休ませます。
ネギは3,4cmくらいの長さにカット。
真空低温調理器ANOVAは57℃にセット。
鴨の水気をしっかりふき取って、中火で熱したフライパンで皮目から焼きます。
キレイな焼き目がつくまで、2,3分くらいかな。
と、同時に脂が出てきたら、横でネギを焼きます。
鴨の脂の方に良い色がついたら、ひっくり返して、身側をほんまにサッと焼きます。(色が変わればOK。10秒くらいかな)
鴨肉は取り出して休ませて置いて、ネギは火が通るまで焼きます。
鴨肉とネギの荒熱が取れたら、真空パックにすべての材料を入れます。
真空パック器を使うなり、水に沈める方法なりで空気を抜いて密封します。
設定温度になったお湯にちゃぷっと沈めたら2時間放置。
時間になったら急冷して、冷蔵庫で一晩我慢!
一晩寝かせれば、味が染みてさらに美味しくなって、できあがりです。
低温調理鴨ロース煮のポイント
皮の脂に切れ目を入れるのは、焼き縮み防止と脂を出しやすくするため。
プラス、縦にストライプ入れると切った時も見た目がキレイです。
肉まで切れ込みを深く入れないように気を付けてくださいね!
後で焼く時に肉まで火が通っちゃいます。
また、皮目に塩を振ると、脂の水分が抜けて、皮目がキレイに焼きあがります。
そんな感じのポイントではあるんですが、面倒だ!そこまでは求めてない!って方はしなくてもいいです(笑)
鴨をそのままじゅーっと皮目を焼いて、身をサッと焼いて、低温調理するだけ。
下処理の筋取りだって、気にならない方は筋は取らなくてもいいです。
ものすごい硬いスジではないので。
それだけ簡略化したとしても、十分に美味しいものができあがりますよ♪
日本酒すすんじゃいますねぇ・・・。
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