低温調理で自家製ベーコン!真空調理器ANOVAとくん液で豚バラが簡単薫製

低温調理(真空調理)レシピ

 

低温調理で簡単絶品ベーコンができました!!

燻製器もスモークチップも使わないのに、今まで食べてきたベーコンの中で最高に美味しいのは、真空調理器ANOVAとスモークリキッド(くん液)のおかげ。

何度も作りたくなる&常備したくなる一品です。

もう市販のベーコンは買えないかも?!

 
 

低温調理で自家製ベーコン!くん液で豚バラに燻製風味を付ける

いやー、最近は豚バラ調理にハマっておりまして。

この脂身危険だなーと思いながら、豚バラへの熱い思いが止まらない(笑)

ま、コラーゲンもたっぷりやしね、お肌や関節に良いやん?なんて自分に言い聞かせつつ、なんとか罪悪感を減らしている日々です。

それくらい中毒性高いほど、うまーい!!んよね。

で、今特にハマっておりますのが自家製ベーコン。

アメリカ人のチョコやアイスまでにベーコンをトッピングしちゃう凄まじい“ベーコン愛”には劣るかもしれませんが、それなりに夢中です。

(因みに、アイスクリームベーコンは食べたことあるんよね。意外といけてびっくり(笑))

基本的に市販の添加物てんこもりのベーコンはちょっと避けたい派なので、買うとしても自然派なわけですよ。

でも、血眼になって探してないからかもしれへんけど、今まで自然派な美味しいブロックのベーコンに出会えたことがなく。

だったら家で作る!と、今までは簡易スモーク鍋を使って作ってました。

家のキッチンでできちゃうから、とってもお手軽だし、最初のうちは「おお!」と感激してたんよねー。

ただ、このスモーク鍋でできるのは“熱燻”という高い温度の瞬間燻製。

ベーコンは普通“温燻”と呼ばれる60℃~70℃くらいの低い熱を保って作ります。

熱燻だと火が通りすぎちゃうんです。

熱燻で作るベーコンも美味しいんですけどね。

また違った食感で。

 

もちろん、ちゃんとした燻製器があったらいいんですけど、場所と煙がね・・・

加えて温度管理も見張ってなきゃいけないし。

残念ながら、今は本格的な燻製はウチでは難しいからもっぱら熱燻だなーと思ってました。

だけど!

“60℃~70℃くらいの温度帯を保つ”なら真空調理器の出番やん!という考えが頭から離れず。

ただ、燻製の香りをどうするか・・・。

と、思ってたところ、アメリカに住んでる友人からイイもの教えてもらいました!

“スモークリキッド(くん液)”です!

ちょっと2,3液加えるだけで、スモーキーな香りがついちゃう燻製の濃縮液です。

バニラエッセンスの燻製版みたいですね。

そしてさすがBBQ大国アメリカ、この燻製の液って普通のスーパーで売ってるそうです。

日本ではそんなのスーパーで見たことないしなぁと思いつつ、手に入らないかなぁと探したところ、やっぱ困ったときの通販ですね!

ありました!コレです。

 
これで真空調理器を使って低温調理でベーコンができる!!!

もちろん保存目的もある本物の燻製とは違って日持ちはしませんが、ウチでは保存なんかしてる暇なく食べちゃうので関係なし!

これさえあれば、温燻どころかなかなか難しい冷燻だってできちゃいます。

ちょいと塩で〆めた白身魚に一振りなんかもいいですね。

アイデア広がりますねぇ。

と、いうことで、低温調理でベーコン作ってみました。

どうせなら、普通のベーコン超えちゃおうぜっと思い、普通の燻製ベーコンより長時間火を通してみたところ。

これは・・・!

キター!!!

いわゆる「頬っぺた落ちるー!」ってヤツですよ。

肉々しい感じは残っているものの、おじいちゃんおばあちゃんでも大丈夫な柔らかさ。

厚切りにしてちょっと香ばしくさっと焼くのがものすんごく美味しすぎる・・・!

 

真空調理器ANOVAで豚バラを極上ベーコンに変身させる!

簡単極上自家製ベーコン 用意するもの
豚バラブロック  300g

クローブ      1粒
タイム       1枝
ローリエ      1、2枚
スモークリキッド  3滴

ミックススパイス
粗塩        5g
三温糖       5g
コリアンダー    小さじ1/4
パプリカ      小さじ1/4
ホワイトペッパー  ひとつまみ
フェンネル     少々

 
まずミックススパイスを作ります。

すべてを乳鉢やすり鉢で擦り合わせます。

これを豚バラブロックにまんべんなく擦りこみます。

キッチンペーパーで豚バラを包んで、さらに上からラップでぴっちり包みます。

この状態で冷蔵庫で2日熟成。

1日経ったら、水気が出てくるのでキッチンペーパーは取り替えてくださいね。

2日後、取り出した豚バラをサッと水で洗って、水気をふき取ります。

真空パックに豚バラ、クローブ、ローリエ、タイム、スモークリキッドを入れます。

真空パック器を使うなり、水に沈めるなりで空気を抜いて密封します。

68℃に温めておいた真空調理器ANOVAのお湯にぽちゃっと沈めます。

この状態で12時間~24時間放置。

出来上がったら、一度急冷して、好きな大きさにカットして召し上がれ♪

 

低温調理ベーコンのポイント

ミックススパイスについては、お好みのミックススパイスでも!

特に新鮮なブランド豚などだったら、シンプルに塩・砂糖だけでも豚の味が楽しめてアリですよ。

でも、冷蔵庫で熟成させるのはできれば2日、どんだけ気が急いても1日絶対は我慢してくださいね。

味付けしてすぐに調理しちゃうと、ベーコンのような熟成肉っぽくなりません。

 

また、低温調理の時間は12時間~24時間と幅広い時間なんですが、これはお好みで。

12時間でも普通のベーコンよりは柔らかいんですが、まだ歯ごたえある感じ。

24時間まですると、しっとりそのままに、肉の繊維が全然あたらない。

そのままでももちろん美味しいんですが、贅沢に厚めに切って香ばしい焼き色が付くように、強火でササッと焼くのがお勧め。

24時間のは特に口の中でしっとりほぐれます( *´艸`)

 

また、ウチは塩分控えめな方が好き&塩抜きの作業をすっ飛ばしたいので、まぶす塩分量はベーコンにしては控えめしてあります。

塩分控えめにしてるのにバクバクいっちゃって、結果、塩分摂取量のトータルについては少なくなってないですが(笑)

むしろ、バクバク食べるために薄味にしてる、みたいな感じですね(笑)

もう豚バラ中毒者発言やし。

あー危険すぎるけど、やめられない、止まらない・・・


味付け薄めだと日持ちがしないので、保存性を高めたい方は、お好みでもうちょっと味を濃くしてくださいね。

それでは、なんちゃってなのに、絶品すぎるベーコンお試しあれ♪

 

コメント

  1. こまめまま より:

    今晩は、おそらく珍しい燻製好き おばさんです。さすがに秋から冬の夕暮れ燻製を戸外で作るのも疲れてきたので、何かないかなあ?とさがしてました。
    ありました❣️スモークリキッド
    です。大好きな燻製卵もすぐ出来るし、次はやはり王道のベーコン作りでしょ
     もちろん低温調理器ございますから、明日は久しぶりにバラ肉買ってきて、仕込んでみたいと思います。レシピありがとうございます

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