おつまみにぴったりな海老のアヒージョ。
でも、身が縮んで硬くなってしまってイマイチなことってありません?
それって火の通しすぎ・・・
ANOVAで低温調理すれば身が縮むことなくぷりぷり!
美味しいオイルも有頭海老を使ってもう一工夫。
ワンランクアップしたアヒージョに仕上げませんか?
低温調理エビのアヒージョはぷりぷり身が縮まない!
スペイン料理としてバル風居酒屋で定番の人気の海老のアヒージョ。
ガーリックがガツンと効いたオイルで煮る海老のオイル煮です。
このオイルの方もガーリックと海老の風味がうつって美味しいんですよねぇ。
まぁ、ワインとパンがすすんじゃう危険なヤツなワケなんですが・・・
家で作ろうと思ったら、グツグツ煮込まれすぎちゃって海老が縮んで硬くみすぼらしくなっちゃったなんてことありませんか?
逆にオイルの方は海老エキスがたくさん出てさらに美味しくなってたり。
でもさ、メインの海老の方はエキスができってだし殻みたいにバサバサなわけですよ。
と、言うわけで、真空調理器ANOVAで低温調理してみました♪
海老のアヒージョは普通ささっと作るものですが、低温でじっくり火を通すこと30分。
身が縮むことなく美しい仕上がり!
ちゃんとキレイなオレンジ色に変わって、生じゃないことは一目瞭然。
なんだけど、食感が高温で火を通した時の歯切れの良さとはちょっと違うんよね。
“しっとり”な仕上がりなんです。
プリプリなエビのお刺身を食べてるような、生のような歯ごたえもちょっぴり残ってるような感じ。
海老だってやっぱり低温調理で失敗なしに美味しく仕上がりますね!
でも忘れちゃいけないのが、アヒージョはオイルも楽しむものだということ。
バゲットにオイルをつけて、海老の旨味まるごと味わないとね。
そのまま定番の作り方で、オリーブオイルにガーリックの香りをつけて・・・としても美味しいんですが、今回はグレードアップさせちゃいましょ。
むきエビじゃなくて有頭海老を手に入れてくださいまし。
有頭海老の頭と殻でエビ油を作って、海老の旨味をたっぷりオイルにうつしますよ!
赤く染まったオイルは旨味やコクがたっぷり。
たまりません( *´艸`)
真空調理器ANOVAで海老のアヒージョ
うちは真空調理器ANOVAを使ってますが、お手持ちの真空調理器をお使いくださいませー。
片栗粉 適量
粗塩 少々
にんにく 1片
オリーブオイル 適量
鷹の爪 1/2本
パセリ 適量
バゲット 適量
にんにくとパセリはみじん切りに、鷹の爪は種を取っておきます。
有頭海老の頭を取って、殻をむきます。(頭と殻はとって置いてくださいね。)
背ワタを取ります。包丁で開いても良いし、爪楊枝でひっぱり出しても良いし。
片栗粉を適量まぶして、もみます。
片栗粉が黒ずんできたら、洗い流して、キッチンペーパーで水気をよくふき取ります。
粗塩を少々振って、真空パックに入れて冷蔵庫で休ませておきます。
取っておいた海老の頭と殻を小さな鍋に入れます。
オリーブオイルを海老の頭と殻がひたひた弱くらいになるようにたっぷり注ぎます。
火をつけて、ふつふつしてきたら10分ほどそのまま弱火で火を通します。
じっくりオイルで炒め煮にする感じ。
海老の頭は炒めながら潰して、中のミソを出してください。
海老の香りがオイルに移ったら、海老の頭と殻を取り出して、今度はにんにくを入れます。
にんにくの香りがたったら、鷹の爪を入れて、火を消して手で触れることができるくらいの熱さまで冷まします。
真空調理器ANOVAは56℃に設定します。
真空パックに冷ましておいたオイルをにんにくと鷹の爪ごと入れます。
真空パック器なり、水に沈めるなりで空気を抜いて密封してください。
設定温度になったら、真空パックをお湯にちゃっぽり入れて30分待ちましょ。
30分たったら取り出して、盛り付けて、パセリを散らせば完成♪
あ、バゲットも忘れずに添えてくださいね。
あ、白ワインもぜひ・・・(*’’▽’’)
オイルがバゲットにつけても余ってしまったら・・・
これでご飯を炒めたり、オイルパスタにしたりしてもご想像の通り美味しいです。
冷凍保存しておいて、今度はむきエビでアヒージョするときに使ってもいけますしね♪
写真のようにたっぷり野菜と合わせちゃうのも美味しいですよ。
野菜と合わせちゃったのでアヒージョっぽくないんやけど・・・
ちなみに、海老オイルを作るのに使った殻と頭はさらにオーブントースターやオーブンでカリカリにすると、こちらもおつまみにいけちゃうんよねー。
特にビール(笑)
二度美味しくいただけちゃうヤツです。
グレードアップした海老のアヒージョ、良かったら試してみてくださいね。
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