低温調理オニオングラタンスープ 簡単飴色玉ねぎで本格仕上げなレシピ

 
 

オニオングラタンスープって飴色玉ねぎを作るのが大変!

でも、真空低温調理器ANOVAを使えば飴色玉ねぎをほったらかしでできちゃいます。

今回は、その簡単飴色玉ねぎを使った本格レシピと、なんちゃってなのにビストロ味になっちゃう手抜きポイントを合わせてご紹介しますね。

 
 

オニオングラタンスープの飴色玉ねぎが低温調理で簡単に!

ウチは一家全員“玉ねぎLOVE”なんです。

毎日一人あたり小さめの玉葱一玉くらいは絶対食べてると思う。

食べすぎで“玉ねぎアレルギー”とか発症しないか、心配なくらい。

そういえば、エビ大好き友人は、エビ食べすぎてアレルギー発症・・・かわいそう過ぎる(;゚Д゚)

こんだけ“玉ねぎLOVE” なのに玉ねぎが食べられなくなったら、どうしよう・・・と一応心配しながら、今日も玉ねぎ大量消費してます。

そう、玉ねぎが美味しい料理ってたくさんありますよね。

タマネギ崇拝者は、シンプルに生タマネギにおかか&醤油でテンションあがっちゃいますが。

新タマならなおよろし。というか、最高( *´艸`)

でもね、そんなタマネギ狂じゃなくても「ウホホー!玉ねぎたっぷりやんっ!!」って変にテンション上がっちゃう玉ねぎが主役な料理があると思うんです。

そうです、“オニオングラタンスープ”ですっ!!

オーブンから出てくる熱々グツグツしたスープ・・・バゲットにスープが染み込んで・・・チーズがとろーり・・・カラメル色のオニオンもトロトロ・・・

もうビジュアルだけでやられちゃいますよねぇ。

レストランのメニューにあったらついつい頼んじゃいます。

でも、家でだって食べたいんです。

食卓ディナーでこれ出てきたら嬉しいですよ?

作るのに難しい手順はないんです。

簡単に言っちゃえば、”大量のカラメル色になるまで炒めたタマネギをストックで割って味を調えたらスープはできあがり。

パンとチーズを乗っけて、とろけさせるだけ。”

・・・なんだけど!

そう、カラメル色のオニオン「飴色玉ねぎ」を作るのが面倒なんですよねぇ。

たっぷりスープを作ろうと思ったら、1時間くらいひたすら炒め続けなきゃいけない・・・

ほんま大変です。時間があったとしても、飽きんねん( 一一)

ただひたすらに面倒。

そ・こ・で!

真空調理器(低温調理器)ANOVAの登場です。

そのひたすら炒める作業をやってもらっちゃいましょう。

実際にできあがるのにかかる時間自体は長くなります。

ですが、“ほったらかし”なので!

これはラクチン♪

大量に「飴色玉ねぎ」のストックが楽々できちゃいます。

カラメルたまねぎを冷凍しておけば、いつでもストックで割って味を調えるだけでオニオンスープができちゃいます。

もちろん、カラメルたまねぎは、オニオンスープじゃなくても色々使えますしね♪

カラメルオニオンが楽ちん過ぎるので、本格的なレシピをご紹介してみました。

これではめんどい!って方のために、簡易バージョンでなんちゃってだけどビストロ味にするポイントもレシピの下に書いておきますね。

 

低温調理器ANOVAで本格オニオングラタンスープ

本格オニオングラタンスープ  用意するもの
玉ねぎ        1kg
にんにく       1片
無塩バター      大さじ2

小麦粉        大さじ2
フォンドヴォー    1リットル
赤ワイン       1/2カップ
ローリエ       1~2枚
粗塩          適量
コショウ        適量

バゲット(スライス) 適量
グリュイエールチーズ 適量
パセリ        適量

 
真空低温調理器ANOVAは85℃に設定しておきます。

玉ねぎを薄くスライスします。できるだけ薄くね。

にんにくも皮を剥いてスライスして置きます。

バターをフライパンに入れて中火にかけます。

バターが溶けてきたら玉ねぎを投入し、分量外の塩をひとつまみ入れ、玉ねぎが透き通るまで炒めます。

透き通ってきたら、にんにくを入れてさらに1分ほど炒めて火をとめます。(絶対焦がさない!)

炒めた玉ねぎ&にんにくを真空パックに入れます。

真空パック器や水に沈めるなどして、空気を抜いて密封します。

(真空パック器を使う時は、いったん冷ましてから脱気してくださいね。)

設定温度になったらお湯にぽちゃっと入れて、丸1日(24時間)泳がせます。

カラメルオニオンができあがったら、鍋に汁ごと入れて、少し炒めて汁気を飛ばします。

弱火にし、小麦粉を振り入れて炒めます。

(もし、カラメルオニオンと小麦粉がまとまらなかったら、少しバターを足してみてください。)

赤ワインを入れて、鍋にこびりついたオニオンや焦げをこそぎ落としながら溶かし込みます。

(赤ワインだけじゃ足りなければ、ビーフストックも少し足して。)

ビーフストック、ローリエを入れて混ぜ中火にし、沸騰したら弱火にし、30分ほど煮込みます。

塩・コショウで味を調えたらスープはできあがり。

オーブンを175℃に温めます。

バゲットはトースターで焼き色をつけます。

ココットなどオーブンOKのスープボールなどの器にスープを盛り、焼きあがったバゲットとたっぷりのシュレッドしたグリュイエールチーズを乗せます。

(この時、バゲットの角をちゃんとチーズで隠してくださいね。じゃないと焦げ過ぎちゃう。)

設定温度になったオーブンに入れて、スープがぐつぐつ、チーズがとろーり溶けて香ばしくなったら、パセリを振りかけて出来上がり♪

もちろんですが、めっちゃめちゃ熱いのでヤケドご注意!

 

低温調理器ANOVAでオニオンスープのポイント

「飴色玉ねぎ」作るのに丸一日かかりますが、とにかくほっとけるのでラクチン。

出来上がったカラメルオニオンはすぐにスープにしなくても、冷凍保存できるので、一度に大量に作って冷凍ストックしておくことをオススメします♪

「飴色玉ねぎ」が大変な分、本格レシピをご紹介してしまいましたが、ちょっとコレではまだ面倒・・・という方に、なんちゃってでも美味しいポイントもご紹介しますね。

 

まず、小麦粉で普通すこーしだけトロミをだすのですが、これは飛ばしても大丈夫。

赤ワインはなければ白ワインでも。

白ワインもなければ?

うーん、飛ばしましょうコレ。

その代わり、ウスターソースを小さじ1ほど入れてみて!

 

フォン・ド・ヴォーはフレンチのビーフストックのこと。

要はフレンチ風の牛の出汁です。

「家でフォンドヴォー作ってます(^_-)-☆」みたいな人には憧れしか抱かへんけど、ごく一般人には無理なんで、市販のフォンドヴォーでもちろんOKです。

でも市販のフォンドヴォーってお高いんですよねぇ・・・美味しいけど。

例えばコレ。めちゃ美味しいです。お値段可愛くないけど。

 

なのでフォンドヴォーの顆粒orキューブ+水でもいいですよ。

フォンドヴォー顆粒orキューブもなければ、ビーフコンソメでも。

ビーフコンソメすらなければチキンコンソメでも。

ただ、顆粒やキューブのコンソメだとお味が化学調味料の味で強かったリ、もしくは無添加系だと物足りなかったり。

そこで!オススメなのが、隠し味に「濃口醤油」「モラセス」

「濃口醤油」はわかるけど、「モラセス」?な方のためにモラセス紹介記事を次回書きますので暫しお待ちを・・・
栄養たっぷりな上に、コク出しにイロイロ使えます!

化学調味料系のコンソメなら量を減らして、濃口醤油を小さじ2~大さじ1モラセスを大さじ1~大さじ2入れてみてください!

ぐぐっと老舗フレンチのビストロの味に近づきます!


そうそう、チーズはグリュイエールチーズやエメンタールチーズなどのザ・スイスチーズがベストですが、お好みのチーズで。

で、もう一つ厄介なのがオーブンでぐつぐつするまで温めなきゃいけないこと。

これね、ウチも面倒でオーブン使わない事が多いです。

ウチでやってるのは、この2通り。

トースターでバゲットにチーズを真ん中に乗っけて焼いて(チーズが溶けて落ちないくらいに)、焦げ目をつけます。

スープをよそってバゲットを乗っけて、さらにチーズを周りに乗っけて、レンヂでチーズがとろけるまでチン!

もしくは

トースターでバゲット焼き、熱々スープにバゲットを乗せ、チーズをバゲットに被せるように乗っけて、バーナーで溶かす&焦がすだけ。

 
炙りはお任せ!色んな場面で使えるバーナーです。

 

長々書きましたが、本当に「飴色玉ねぎ」すら出来ちゃえば簡単なんです。

老舗ビストロな本格オニオンスープをご堪能あれ♪

 

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