猫に留守番させるといじける・・・甘えん坊な子がすねない工夫はない?

ペット

 

猫は基本的にマイペース・単独行動な習性がありますが、中にはとっても甘えん坊な子もいます。

と同時に「お留守番させると猫がいじける…」と、悩んでいる人もいますよね(^-^;

飼い主さんが帰ってくる度に、「どこ行ってたの!」と言わんばかりにすねてしまっていたり。

今回はそういった猫ちゃんを飼っている飼い主さんのために、甘えん坊な子でも拗ねずにお留守番が出来る方法をご紹介していきたいと思います。

 
  

猫に留守番させると必ずいじける…

猫に留守番をさせると必ずいじけるというのは、もしかしたらこういった事が理由になっているかもしれません。

 

留守番を2日以上させている

お仕事の関係などで、家を空ける事が多いという人はこれが関係しているかもしれません…。

猫は基本的にマイペースなので孤独に強い方ですが、それでも耐えれるのは2日間ほどが限度です。

それ以上はさすがの猫でも、寂しがったり不安になってしまいます。

お仕事の場合は仕方ありませんかもしれませんが、なるべくなら猫ちゃんと過ごす時間を増やしてあげた方がいいかもしれません(^-^;

 

分離不安(ぶんりふあん)状態になっている

猫の中にはとても愛情深く飼い主さんとのつながりを求める子もいて、そういった子に多くみられるのが分離不安という症状になります。

一緒にいる時はそうでもないのに飼い主さんが視界に入らなくなった途端に大きな声で鳴き出したり、周りのものを壊すなどの破壊行動にはしってしまったりなどします。

この症状は、飼い主さんがいないと寂しいという不安からきてるんです。

飼い主さんにとっては嬉しいような辛いような…という状態ですが、そのままにしておくと猫ちゃん自身にも飼い主さんと離れる度に大きなストレスがかかってしまい、最悪それが原因で病気になってしまう恐れもあります。

もしこれに当てはまるという人は猫ちゃんにこの症状を直してもらわなければいけません(;_;)

ですので、まずは飼い主さんと離れる事に少しずつ慣れてもらうところから始めましょう。

 

猫の留守番 甘えん坊な子でもできる?

甘えん坊さんなだけに本当に慣れるか心配…という人もいるかもしれませんが、ここは心を鬼にして少しずつ猫ちゃんに飼い主さんと離れる事に慣れていってもらいましょう。

 

5分でも10分でも離れる時間を作る

普段の生活の中で、少しでも離れてみる時間をつくってみましょう。

特にいつも足元でうろうろしたり、お風呂やトイレに行くだけでもついてくるという猫ちゃんを飼っている人の場合はこれを実践してみる事をオススメします。

5分でも10分でもいいので、猫ちゃんのいる部屋や家から離れます。

慣れてきたら1時間に延ばすなど、徐々に離れる時間を増やしていきましょう。

離れる前には必ず「いってきます」という言葉をかけていくとさらに良いですよ。

帰ってきた時は「ただいま」と言ってあげる事により、次第に猫ちゃん自身も『「いってきます」というと飼い主さんはいなくなるけど、「ただいま」と言って戻ってくるから、飼い主さんと本当に離れ離れになるわけじゃないんだ』と理解してくれるようになります。

時間はかかるかもしれませんが、こうして少しずつ慣れてもらう事によって、猫ちゃんも段々とストレスから解放されていきます。

そこから次第にお留守番になれてきますので、根気よく続けていきましょう(^^)/

 

猫がすねない留守番の工夫って?

お留守番に慣れてもらう方法をご紹介しましたが、それでも最初の内はすねてしまう事の方が多いと思います…(^-^;

そういった中でもなるべく猫ちゃんが拗ねないようにする工夫の仕方をご紹介しますね。

 

おもちゃや遊べるものを用意する

猫ちゃんの大好きなおもちゃや、キャットタワーなどの遊び場所を用意してあげましょう。

飼い主さんがいない間でも退屈な時間を過ごせるように、遊び道具を与えてあげる事によって、猫ちゃんの気も紛れるかもしれません。

猫は運動不足もストレスにつながるので、一人でいる間は体を動かしてもらう事によってストレス解消にもなると思います。

 

飼い主さんの匂いがついている衣服や毛布などを傍に置く

動物にとって匂いはとても重要なので、飼い主さんがいない間でも飼い主さんの匂いを嗅ぐ事によって猫ちゃんの不安や寂しさが紛れるそうです。

なので、お出かけをする時は自分の普段使っている衣服や、毛布などを猫ちゃんの傍においてあげましょう。

 

飼い主さんがいなくても過ごせるような環境作り

エサや水などを充分に摂れる環境を作りましょう。

自動給餌器や給水器などを用意してあげれば、いつでも新鮮な状態のものを猫に与える事が出来ます。

エサの場合は自動給餌器のタイマーを設定しておけば決まった時間にエサを与える事が出来ますので、猫が食べ過ぎてしまう事もありませんし、猫ちゃんに生活リズムを掴んでもらうお手伝いにもなります。

猫は実は日々の生活サイクルを自分の中で作っており、「この時間だとそろそろエサの時間」や「この時間は寝る時間」などスケジュールで動いています。

ですので、「この時間は飼い主さんが出かける」「この時間はエサ」などサイクルを作ってあげれば、お留守番の感覚も掴めてくるという訳です(^^)

エサや水だけでなく、猫はキレイ好きのためにトイレにもこだわりを持っていますので、こちらも毎日清潔な状態を保ってあげましょうね。

他に室内温度も整えてあげましょう。

大体の猫は25~28℃ぐらいがちょうどいいとの事ですが、個体差もあるのであくまで目安として下さい。

ドライ設定にしておくと尚良しですよ(^^♪

 

それでも機嫌が悪かった時は

なんだかんだいっても飼い主さんと過ごす時間が一番大好きな甘えん坊猫ちゃんですので、一日に必ず10分は遊んであげる時間をつくってあげましょう。

そうする事によって猫のストレスも解消されますし、寂しさも減ります。

直接コミュニケーションをとってあげる事も大事です^^

 

猫に留守番させるといじける・・・甘えん坊な子がすねない工夫はない?-さいごに

甘えん坊な猫ちゃんというと羨ましい限りですが、もし分離不安などの症状が出ていますと心配ですので、少しでもお留守番に慣れてもらえるように頑張っていきましょうね(^-^;
 

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