真空低温調理器Anovaが気になってるんだけど、容器は何を使えばいいんだろう・・・?
ウチにある鍋で大丈夫かなぁ・・・?と心配な方へ。
オススメの鍋のサイズ、大きさ、深さをこちらでご紹介しますね。
真空低温調理器ANOVA用の鍋のサイズは?
今日はANOVAヘビーユーザーのワタクシめが、ANOVAにおすすめな容器について書いてみます。
あ、ちなみに前置きですが、ここで言うANOVAとはWifi版やBluetooth版のことです。
昨年、新発売発表後、出荷が遅れに遅れてるAnova Nanoとは違いますのでご注意ください。
え?なになに?ANOVA Nanoって?
という方はコチラもどうぞ♪
オススメ 低温調理器Anova Nanoの違いやスペックってどうなの?
まず、ANOVAには、「水のラインがここ以下じゃあ、働けないからねっ」という最低水位があります。
ANOVAの本体にMIN(最低)として線が刻まれているんですが、それが約7㎝。
このラインより水位が下回るとピーっとうるさい警告音が鳴りやみません。
「じゃあ、7㎝以上の高さがあればいいわけね!」となるわけですが、、、
ANOVAのポンプが動くと、まず水面が揺れるので7㎝ちょっとの高さだと水があふれます。
当たり前ですが、そこに食材を入れるとさらに水があふれるわけで。
ということは、7㎝よりはだいぶ高くないといけないですよね。
じゃあどれくらい?
ANOVAの公式サイトでは約20㎝以上の高さの容器を推奨してます。
ANOVAには本体を容器に固定する留め具が付いてるんですね。
この留め具を本体の定位置にセットし、容器に取り付けるためには、深さが約20㎝以上必要なんです。
なので、容器の高さは20㎝以上が目安ですね。
“目安”ではありますが、この留め具を定位置より下にずらして、20㎝より低い位置に固定することも実は可能です。
ということで、正直20㎝以下でも多少大丈夫です。
が、余りに低くて平べったい鍋だと先ほど言ったように水が溢れますし、ANOVAから離れたところで温度ムラができやすいですし、平べったくて大きいと何より邪魔かと(笑)
あとは、調理するものの大きさによっても、適した容器の大きさは変わってきます。
調理するものが水にどっぷり浸からなかったら意味ないですし(;’∀’)
調理するものとANOVAだけで鍋がパンパンで水がほとんど入らないというのは、水が循環できないので温度ムラができて、よろしくないです。
イメージ的には、少なくとも“調理するモノの3、4倍”くらいの水が入らないと難しいですかねぇ。
逆に大きな容器でたっぷりのお湯の中で少量を調理するのは、問題ないですよ。
お湯がもったいないなぁーということにはなりますが。
大きな容器でたっぷりのお湯はOKとは言いましたが、もちろん大きさにも限界があります。
ANOVAが対応できる水量は19リットルまでなんです。
でも、これも家庭で考えるとなかなかの大きさです。
牛乳パック19本分が入っちゃうわけですもんね。
ごく一般家庭にある一番大きな鍋っておそらく4リットル~6リットルぐらいがほとんど。
なので、お手持ちの鍋が大きすぎ!なんてことは滅多にないかと思います。
ちなみに、本体にはMAXと刻まれた線もあり、こちらは最大水位。
これより水が多いとANOVAは働けません。
ただ、鍋のふちに留め具で本体を固定させるので水量を守れば、容器が深過ぎるかも?!なんてことは、心配しなくても大丈夫ですよ。
なんだか回りくどく説明しましたが、結論を言うと、
高さ20㎝以上、容量19リットルまでがANOVAに適した容器・鍋の大きさです。
この範囲の中で、調理する食材の量によって小さい容器を使ったり、大きな容器を使ったりしても(^^♪
真空低温調理器ANOVA用にオススメの鍋は?
さて、深さや大きさのサイズ感について書きましたが、どうですか?
ご自宅にちょうど良さそうな鍋ありますか?
一人暮らしだとなかなかそう大きなものはないかもしれません。
良い感じの鍋があっても、そこそこ使用頻度高いからANOVAを使ってる時に同時に使いたい時あるんだけど・・・ということもあるかもしれません。
それならANOVA用に鍋を用意してもいいかもしれません。
こんな感じの寸胴鍋がお手頃でぴったりです。
オススメの“鍋”と書きましたが、別に鍋じゃなくても、耐熱性があればどんな容器でもいいんです^^
バケツや発泡スチロールのケースを使ってる方もいますよ。
ただ、筋の多い肉や野菜を調理するときには、比較的恒温で調理するので、耐熱温度に注意が必要です。
割れたり、お湯が漏れてきて大惨事・・・(´;ω;`)なんて話もたまに聞きます。
ANOVAブームの本場の北米では、こういうキャンブロ(Cambro)やラバーメイド(Rubbermaid)などのメーカーの保存容器を使ってる方も多いですね。
レストランなど業務用でもよく使われる保存容器で、耐熱温度(-40℃~99℃)と丈夫です!
プラスチックなので軽いのも嬉しいです。
サイズも色々あるので、私は下の写真ようなキャンブロの大き目11.4Lサイズ(横285×縦285×210mm)を大量に仕込む時に使ってます。
(下の写真はもうちょっと手ごろな7.6Lサイズです。)
鍋でこのサイズだと手狭なキッチンでは邪魔なんですよね。
重さと取っ手とかが地味に扱いずらい。
こういう四角いプラスチック容器なら、使わない時は中にも色々しまえて片付けやすいと個人的には感じてます。
軽い方がイイ!透明で中が見えてイイ!レストランの厨房気分が味わいたい!という方にはおすすめですよー。
また、サイズだけでなく、容器って保温力も押さえたいポイント。
保温力が弱いとなかなか温度が上がらなかったり、温度ムラができやすくなります。
耐熱温度に気をつければ、クーラーボックスなんかも使えますよ。
ちなみに。
ウチでよく使っている・・・というかANOVA専用になりつつあるのは、サーモスのシャトルシェフ!
真空保温調理器としてちょっと前に流行ったヤツです。
ブームに乗って買ってはみたものの、実はウチでは当時あんまり出番なかった(;^_^A
でも、今は保温力抜群でANOVAにぴったりなんです。
4.5リットルサイズのを持っているのですが、500gくらいの肉は余裕です。
あ、でもウチで使ってるのは下記とは違って、初代のKBA-4501 SBKってモデル。
内鍋が直径20cm×高さ15㎝くらいですかね。
外鍋と内鍋両方を挟むカタチでANOVAをセッティングしてます^^
わざわざANOVAの容器としてだけの為に購入する必要はないと思いますけど(高いし!)、シェトルシェフも使ってみたい!とか、ウチと同じく戸棚に眠ってる方はゆすり起こしてみてください♪
そうそう、保温力が大事なら、最初に紹介した寸胴鍋やプラスチック保存容器どうなのよ?って話ですよね。
ちょっとした工夫で全然変わってきます。
まず一番熱が逃げやすい水面をフタをすることが大事。
ラップやアルミホイルでいいんです。
これにさらにタオルでも乗せれば上等!
頑張れる器用な人は、発泡スチロールの板をぴったりにカットしてフタを作っちゃうといいですね。
マメな方は容器の周りもタオルでぐるっと囲めば完璧です!
ちょっと探してみたら・・・
ラバーメイドの保存容器にぴったり、ANOVA差し込み口がついたフタなんてものもあるようです。
ただ、「ぇえ!フタにこの値段?!」って感じですけど。
お財布に余裕のある方にはいいかも。
このぴったり感はすんごい欲しいけど、私には手が届かへんわ・・・
ということで、今日はこの辺で^^
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