ポルトガル発 パプリカの調味料ってどんな味?マッサの作り方!

低温調理(真空調理)レシピ

 

面倒くさがり時々凝り性、ぷち健康オタクな食いしん坊です。

美味しいものさえあればごきげんです。単純です。

美味しいものくれる人にふらふら付いて行かないように気を付けてます。

レシピと言えるのか?!ってような徒然書きからちょっと手間をかけての一品、豆知識からどーでもいい話まで幅広く、きっと多分おそらく明日も書いてる予定。

気分の赴くままに、ちょっとレシピを参考に、暇つぶしに、ストレスフリーにぽけーっと見ていただければ本望です。

 

ポルトガル生まれ パプリカの調味料マッサ

マッサってちょっと流行ったポルトガル出身の万能調味料、知ってます?

”Massa de pimento”が正式名称でございます。

マッサデピメンタォみたいな発音です。

2年程前からネットでは、次はこれが来ると騒がれてたみたいです。

最近、色んな調味料が流行りますねぇ。

ポルトガル料理自体ってなかなか日本ではまだ馴染みがない感じがしますが、一足お先に調味料が上陸したみたいですね。

で、マッサがどんなのものかというと、塩漬け赤パプリカのペーストです。

とっても使い勝手が良いんよー!

ブームになると騒がれ、結局小ブームを終えたのか、これからドカーンと来るのかわかりません。

が、我が家ではパプリカの安売りを見つけると大量に買い込み、パプリカのオイル漬けを作るかマッサ作るかで究極の選択を迫られることになってます。

ぅう、優柔不断なあたしにはキツイ・・・

そんな苦渋の選択から逃れるためには・・・

そっか両方作っちゃおうぜ♪

って簡単に言えるくらい、マッサは簡単なんですー!(あ、オイル漬けもね)

パプリカのオイル漬け(マリネ)は、以前ご紹介したこちらのページをどうぞ!

パプリカのマリネの簡単な作り方 レシピはこちら!栄養価も高いよ!
パプリカのマリネ(オイル漬け)はとっても簡単なのに甘くておいしいんです。作り方もとても簡単!レシピを見ながらぜひお家で作ってみてください♪

 

パプリカの調味料マッサのお味は?

作り方は後でご紹介しますがまず、マッサってどんな味?

見た目は真っ赤っかで、ん?フルーツのジャム?もしくはめっちゃ辛いんやないの??って感じですが、お味はとってもマイルド。

ギュギュっとパプリカの旨味が凝縮されてるやーん・・・って、なんかこの味何かに似てへん?!

この塩のまろやかさ・・・確かな旨味・・・これは・・・塩麹みたいやん?!

もちろん何とも言えないパプリカの香りはするんですけど。

うま塩味がとっても塩麹みたいです。

使い方も塩麹のように使えるんですよ。

もっとも一般的は使い方は、マッサでお肉をマリネ♪

パプリカの酵素が働いて、お肉を柔らかくしてくれますよー。

特にマッサで豚肉をマリネしてローストする料理が最も王道なザ・マッサ料理なんですけども、噂ではなかなか故郷に帰れてないポルトガル人にこれを食べさせたら、懐かしすぎて泣いて崩れ落ちるとか。

ポルトガルのお味噌汁みたいな感じなんでしょうね。

 

パプリカの調味料マッサの作り方!

さて、マッサの作り方ですが、本当にシンプルです。

基本は塩と赤パプリカ。

これだけです。

シンプルですが、これに人や地域でちょっとずつ作り方が変わってきます。

でも日本のお味噌みたいに時間はかかりませんので、作るのはとってもハードル低いですよん。

ポルトガルの調味料マッサ(塩漬け赤パプリカペースト) 用意するもの
赤パプリカ 4コ
粗塩    大さじ2

お好みで
EXオリーブオイル 大さじ2
にんにく     1片

 
赤パプリカを適当な大きさに切る。

塩をまぶして冷蔵庫で半日~1週間ほど寝かせる。

汁気をふき取って、ミキサーやプロセッサーでなめらかにする。
*お好みでこの時にオリーブオイルやにんにくを入れてくださいな。

出来れば塩はテーブルソルトではなくて、まろやかな美味しい塩を使ってくださいな。

旨味の出方が変わるのよー。

塩まぶしてからの置き時間もお好みです。

フレッシュさが欲しいときは半日、しっかり濃い味に仕上げたいときは1週間ほど。

汁気をふき取ったあと、天日に干す方法やオーブンで焼く方法もあります。

オーブンに入れて皮を焦がしたらツルンとむけますので、それをペーストにするとさらに濃厚まろやかなマッサに仕上がります。

どんな感じに仕上げたいか、お好み次第でお気の向くままに、、、

 

ミキサーに残ったマッサを利用してポタージュ♪

ミキサーにへばりついてる、取り切れないマッサがもったいない!!

そう思うのは私だけ??

母なる大地の恵みを一滴たるものみすみすと捨ててなるものか、という壮大な心意気です。

いや、ただの貧乏性です。

だってお野菜最近高いもん。

パプリカって高級野菜の部類に属しない?

いつもミキサーでソースとか作ると、簡単に屈さない容器にへばりついたソース達に悪戦苦闘してるんですよ。

特にさ、ミキサーの刃の周り。

簡単に渡してなるものかと、刃も噛みついてきます。

きーイライラするっ。

大人しくそこのソースを渡しなさいよっ!

ミキサー相手にイライラするなんて私ったら、、、いけないわっ。

ってことで、解決策として私はポタージュを作ります。

冷蔵庫にある残り野菜で、、、

大体いつもはこう。

マッサを使ったポタージュ 用意するもの
玉葱  1/2コ
セロリ 1本
牛乳  50ml
塩   こしょう 
  
 
これだけ。

ちょっと油(できればオリーブオイル)をひいた鍋で、玉葱とセロリをしんなりするまで炒める。

お水を400mlくらい足して、セロリと玉葱が柔らかくなるまでコトコト。

火を止めて粗熱をとったら、これと牛乳をマッサが残ってるミキサーに入れます。

ガガーッとミキサーにかければマッサがあっという間にスープに溶け込んでくれます。

この淡いオレンジのキレイなスープを鍋に戻して、塩コショウでお味を調えたら完成!

マッサににんにくを入れてなければ、炒める際ににんにく半片加えるのがお薦めです。

塩の代わりにマッサを入れて、もっとマッサを全面的に押し出してもいいですね。

 

水の代わりに自宅で取ってるチキンストック入れたりすることもありますが、コンソメは味がマッサと反発するので私はおススメしないかな。

この記事の最初の写真がこのスープ。

あっさりとしてますが、こくのある夕日色ポタージュで美しい!

このマドンナポタージュが仲裁してくれたおかけで、ミキサーと喧嘩することもなくなりました♪

 

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