燻製を始めて少し慣れてきました?
せっかくならスモークチップの特徴と食材を合わせて、さらに美味しい燻製を作りたいですよね。
スモークチップは種類によって匂いが違います。
どんな種類があるのか、それぞれどんな用途がいいのか、ご紹介しますね。
スモークチップの種類と特徴
スモークチップ選びはとても重要です。
燻製ができたことだけに満足するのはもう卒業!
それぞれ特徴をつかんでステップアップした燻製に仕上げましょう。
サクラ
日本では一番メジャーです♪
ご存知の通り、春に咲き誇るサクラです。
そんなお馴染みの桜は燻煙材としても最も一般的で人気はあるのですが、少しクセが強く割と香りが強いんですよねぇ。
サクラの花の繊細な感じとはちょっとイメージ違うんですよね。
淡泊な野菜や白身魚やだと煙臭くなって素材が負けてしまうのであんまりよろしくないかと。
逆にクセの強い牛肉、豚肉や羊肉、青魚と相性ぴったりですよ。
あ、ちなみに以前ご紹介した燻製鍋いぶしぎんに最初セットでついてきているのもコレ(さくらのチップ)ですよ♪
リンゴ
そうです、あの果物のリンゴの木です。
リンゴの木は桜と違い、果実のように香りが甘く柔らかく色づきも穏やかなのが特徴で、上品な仕上がりになることで人気ですよ。
そのため、魚介類、特に白身魚・ホタテなど、もしくは淡泊な肉である鶏やウサギなどに合わせるのがオススメです。
クルミ
高級家具材としてもよく使われてますねー。
すっきりとした香りでクセは弱く、色もしっかり付く万能タイプです。
魚介類、チーズ、肉類なんでもこいのオールマイティです。
ナラ
こちらも家具でよく使われたりしますね。
すっきりとした柔らかい香りでクセがないですが、色づきがとても良いので燻製初心者にオススメです。
こちらも万能に使えますが、色づきも良いので魚介類やチーズ使うとキレイな仕上がりになりますよ。
ブナ
ナラと似てます。
色づきが良くてクセのないマイルドな香り。
同じく魚介類やチーズがオススメです。
ヒッコリー
クルミ科の一族です。
アメリカですごくメジャーな燻煙材です。
こちらも万能な方のチップですが、クルミよりは香りが強いですね。
オールマイティーではありますが、強めの仕上がりになります。
メスキート
これはクセ強いですねー。
日本ではあまりポピュラーではないですが、アメリカ南西に広く分布する木で、テキサスの方ではBBQでの定番の一つです。
サクラよりも抜群に香りが強く色づき良いので、クセのある肉、特に牛肉との相性最高です。
その辺のホームセンターじゃまず手に入らないかと、、、手に入りにくいのが玉にキズですね。
ウイスキーオーク
ウイスキーを熟成させた古樽をチップにしたものです。
ウイスキーのほのかに甘い香りと渋みが食材につくので、この香りを生かして白身魚など淡泊な食材に合わせたいところです。
個人的にはこのふんわりウイスキー香るチップは特徴的ですごく好きですね。
番外編 ピート
スモークチップではないのですが、燻煙材として外せないのがピート。
モルトウイスキーに欠かせないことで有名なピートとは、植物が枯れて炭化した泥炭のことです。
ウイスキーがお好きな方だとよく馴染みのある香りですね。
もう個性の塊です。
これを少しチップに混ぜることで、強烈なスモーキーフレーバーが楽しめます。
好きな方は全面にピートを押し出してもよいですし、隠し味のようにちょっぴり混ぜて複雑なうまみをプラスするのもありですね。
スモークチップはどこで買える?
それぞれ特徴はつかめましたか?
色んなチップと食材を合わせて、自分好みの組み合わせを見つけたいですね。
チップってどこで買えるかというと大体ホームセンターのアウトドアコーナーで手に入ります。
ただ燻製に力を入れてないホームセンターだと種類は少なかったり。
ちょっと違うチップを手に入れたいと思ったら、通販が便利ですね。
ご近所のホームセンターでは難しくても、楽天でもAmazonでも簡単に手に入るものが多いです。
一度に数種類チップを取り寄せて、それぞれの香りを試した後に、好みにブレンドして好みの香りや色づきを研究するのも楽しいですよ(^▽^)/
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